4-15. 間仕切り (2)
現代におけるテナントオフィス設計のスタンダードは、建築としてはとにかくスケルトンでオープンなスペースを提供するというものです。そこにテナント企業が入居する際に、それぞれのニーズ、働き方に合わせて間仕切りを初めとした設えをしていきます。建築工事としてはそのように事後的に変更されるプランニングに対応出来る設備的対応がとても重要になってきます。間仕切りで区切られる部屋と空調の吹き出し口が対応出来ている必要があるわけです。電気、情報(LAN)関連で言えば、一般的には床をOAフロアとすればコンセントやLANケーブルを必要な位置から取り出すことは可能で間仕切り壁の位置には殆ど影響しないと考えてよいでしょう。インターネットに関しては無線LANもありますし、電気的な対応は今後ますます技術的には容易となるのではないでしょうか。一方で天井廻りには照明、感知器、空調の吹き出し口、スプリンクラー、放送設備など空気、水、音に関する様々な設備が導入されています。これらは間仕切りの入れ方によっては機能しなくなってしまうので、入居時には適切に対応する必要がありますし、建築時にもよりフレキシブルに対応出来る設計になっていることがテナントオフィスビルとしては重要になってくることでしょう。
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