4-4. 床 (4)

図4-4-2:OAフロア

図4-4-2:OAフロア

現在ではOAフロアでも幾つもの種類が開発されて、利用されています。上図のものはよく見られる一般的なもので、500角程度のプレートを4本の足で支えるシンプルなものです。高さの調節ができたり、配線のルートを選ばないという意味で最も使いやすく普及しているモデルだと思われます。

図4-4-3:OAフロア2

図4-4-3:OAフロア2

一方で上図のこちらのモデルは配線ルートが限定されているものです。ただし、先のモデルに比べて上にのせるパネルを支えるスパンが短くなっているので全体的に薄く納めることが出来ます。
何はともあれ、ネットワーク技術の副産物であるOAフロアは同じくネットワーク技術の進展によりいずれは消えゆくものなのではないかと筆者は考えています。無線LANネットワークが既に多くの人々の間で一般的になっており、「ノマドワーカー」といった言葉ももてはやされるように、ノートパソコンあるいはタブレットさえあれば仕事を出来てしまう時代になりつつあるからです。

最新記事40件を表示