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流し台などの定期チェック
忘れてはならない「封水」を常に意識して巡回しております。
オフィスビルのトイレによく使用されている設備として、自動センサーが挙げられます。特にトイレ内の照明や水洗弊社では管理しているオフィスビルが常に最適なコンディションを保てるように点検を定期的に行っております。その中でも排水管設備は目立たないものの重要な部分です。
例えば、給湯室やトイレの手洗い場には排水口にS字形の排水管が繋がれていたりしますが、これは「トラップ」と呼ばれています。トラップは管内に水が溜められる構造になっており、溜まった水が下水からの臭いや害虫、害獣の侵入を防いでいます。この「水の蓋」が無ければ、水場は不衛生な環境になってしまいます。
このようにトラップが働いている状態を「封水」といいます。
日常的に使用している分にはトラップ内の水が枯れることはまずありませんが、テナント様の退去などで長時間使用がない場合は、蒸発や毛細管現象(髪の毛等のゴミが管内の水を吸いだしてしまう現象)により水の蓋が無くなってしまうことがございます。
このように封水が機能しなくなった状態を「破封」といいます。
破封は上記設備の他にも「SK(エスケー)」と呼ばれる大型の流し台でも発生することがございます(SKとは、基本的には建物の清掃時に使用される設備で、モップなどを洗えるように流し台の底が深いものになっています)。トラップも通常より大きなものになりますが、様々な要因が重なると破封が起こる可能性があります。
弊社では、上記のようなことが起こらない様、巡回中に必要な分の水を排水管に流して封水を維持し、お客様が快適にオフィスを使用できるよう努めております。
東玉川PJ 打ち合わせ
床材について検討を行っております。その他カーテンレールの位置・網戸の位置確認
キッチン水廻りの設備確認や内装材の確認を行っております。
水洗トイレの新規センサー交換工事
販売終了したセンサーを新規のものに交換致しました。
オフィスビルのトイレによく使用されている設備として、自動センサーが挙げられます。特にトイレ内の照明や水洗トイレに使用されている人感センサーはお客様が使用した時にだけ動作するので、節電や節水対策として大変有効です。しかしながら設備によっては不具合が起こると手動で動かすことが出来ない場合がありますので、こまめな点検や故障時の手続きを抑えておく必要があります。
今回は築31年ほどのオフィスビルで行った工事を紹介致します。男子トイレ小便器の不具合がテナント様より報告されたため、現場へ向かい状況を確認いたしました。その際に「センサーのランプが反応しない」との情報も教えて頂いたので、ドライバー等の工具の他に通電を確認するテスターを準備しました。
報告の通り、問題の小便器はセンサーが無反応のため水が全く流れない状態でした。さらに原因を精査する為、問題の小便器からセンサー部分を取り外して通電テストなどを行った結果、不具合の原因はセンサーの経年劣化による故障と判明しました。メーカーに該当する備品を照会したところ、センサーは生産終了品になっていましたので、代替品を早急に手配しました。後日、代替品を組み込み動作チェックを試したところ、問題なく水が流れるようになり、復旧作業終了となりました。
当社では、想定される道具類を用意して現地での不具合確認の幅を広げて代替品を早急手配するなど、トラブルを迅速に解決できるように対応しております。