新着情報
配線用遮断器の作動について
ブレーカートリップの原因は色々とあります。
今回は築27年が経過したオフィスビルで発生した事例を紹介致します。テナント様より「コンセントの一部が使えなくなってしまいましたので調べてもらえますか」との連絡が入りました。詳細を確認したところ、フロア内の一部配線だけが使用できなくなっているとのご説明を受けました。
電気が止まる原因は電気使用量が増大したことによる遮断機(ブレーカー)の作動やコンセントの接触不良、配線の断線など様々です。それらの不具合に対応できるよう準備して早急に現場へ向かいました。
現場に到着後、分電盤内の遮断器及び専用室内の回路を調査しました。遮断器がトリップ(スイッチがON・OFFの中間で止まっている状態)していたため、一旦OFFにして詳細な調査を行ったところ、専用室内の配線自体には特に問題はありませんでしたが、季節の変わり目のためかヒーターなど電力消費量の多い電化製品が一つの回路に偏って接続されておりました。
計算の結果、遮断器のトリップは同一回路内で電力使用量が増加し、設定した電流の許容量を超えたことが原因と判明しました。テナント様の了承を得て電化製品を業務に支障が出ない範囲で分散させ、再度計算したところ、電気の使用量が各回路の許容範囲内に収まったので遮断機を復旧し、問題ないことを確認。同時にテナント様へも電化製品の使用に関して協力を仰ぎ、快諾を頂いて作業終了となりました。
当社では頂いた連絡内容から考えられる原因を想定し、迅速な復旧を心掛けております。
大岡山PJ 打ち合わせ
第7回の定例会を実施しております。工事期間中の近隣状況の説明及び1月2月
の工事工程の説明及び11月の工事報告がありました。2月27日に引渡し前の
クリーニングを予定しておりますので、その後に施主検査を行うことを確認しております。
スチールパーティションの設置工事
スチールパーティションの設置によるレイアウト変更をしました。
今回は築32年のオフィスビルで行ったパーティション設置工事について紹介致します。ご入居されるテナント様より受付用のスペース及び会議室を2つ設置したいとの要望がございました。パーティションによる区画分けとなるので現地でテナント様と詳細を打ち合わせた結果、スチールパーティションで施工することになりました。
スチールパーティションの特徴は、フラットな仕上がりになるのでしっかりとした高級感のある部屋を演出できることです。また、骨組みとなる柱を2枚の化粧鋼板で挟みこむ構造のため、片面ずつ壁面のデザインを変えたり、窓やドアのパーツを付け替えたりと、デザインやレイアウトの自由度も高いものとなります。また、電気・通信配線を化粧鋼板の隙間へ収めることが出来るため、スイッチやリモコンの設置位置を調整しやすいメリットもあります。
防火性能も他の種類のパーティションと比べて高い性能を持っています。これは化粧鋼板の裏側に不燃材の石膏ボードをはめ込んでいるのに加え、壁の隙間に断熱材であるグラスウールを詰め込むためです。また、グラスウールは断熱材であると同時に防音性もあります。十分な厚さのグラスウールが音を吸収するので、防音性も高いものとなっています。
パーティション設置及びスイッチの取付が問題なく完了し、テナント様に確認して頂いた結果、大変満足されておりました。
当社ではテナント様の要望に最適な工事が出来るよう、日々努めております。