新着情報
玉川台2PJ 打ち合わせ
引き続き基本設計を行っております。前回のプランから窓に腰壁を配置し、
腰壁内に給湯設備・避難器具・室外機を収納するプランとしております。
引き続き基本設計を進捗させ次月には完了する予定としております。
屋内非常階段の防滑材の交換作業
剥がれかけていた段鼻の滑り止めを補修しました。
今回は築27年のオフィスビルで発生した事案です。
定期巡回でビル内を点検していたところ、屋内非常階段にある滑り止めが一部ずれているのを発見しました。取り急ぎ通行の邪魔にならない程度に問題の箇所への立ち入りを防ぎ、同色同タイプ滑り止め材を確保して交換作業を行いました。
施工後、完全に固着し、使用に問題が無いことを確認して作業終了となりました。
今回問題となったのは「段鼻」と呼ばれる部分で、階段踏み面部分の最前面に位置します。階段の中でも特に重要な部分の一つで、段鼻に滑り止めを施すことは階段利用時の転倒防止に高い効果を発揮します。
今回使用したのはテープタイプの滑り止めでしたが、それ以外にも様々な種類の商品がございます。建物入口や外階段など石やタイルの意匠を損なわずに滑り止めの機能を付加したい場合は、透明で目立たない液体タイプの商品や、同色・同素材に溝を掘ってコーナー部を削り、滑り止め効果を強化した段鼻タイルを使用すると効果的です。これらは使用場所、使用頻度等の条件に合わせて設置を検討する必要がございます。
滑り止めの劣化破損はすぐに対応しないと、緊急時の避難中に転倒するなどの二次災害を引き起こしかねませんので、早急に対応する必要があります。
弊社では巡回を定期的に行うことにより、将来大きな事故につながる恐れのある箇所を発見し、早期修復することで事故を未然に防ぐよう努めております。