新着情報

消防用表示灯の赤色ランプの電球交換

24時間毎日光る電球をより高寿命なLEDに変更しました。

消防設備は、初期消火や避難のための重要な施設であり、オフィスビルにとってなくてはならないものです。そのため設備の基準は法律や規格が厳重に定められております。その中でも自動火災報知設備の表示灯や誘導灯は火災時や停電時に非常ベルや消火栓の場所、避難経路を知らせる重要な役割を持っております。これらは24時間365日点灯している必要があるため、不備がないか常にチェックをしておく必要がございます。

築29年のオフィスビルを巡回点検していたところ、あるフロアの共用部廊下付近に設置された消防用表示灯の光が通常よりも弱くなっているのを発見しました。表示灯は「取付け面と15度以上の角度となる方向に沿って、10m離れた場所から点灯していることが容易に識別できるものであること」と設置基準が明確に定められているため、常に最適な光量を維持する必要がございます。

表示灯のランプを取り外してテストを行ったところ、ランプが経年劣化により性能が落ちていることが判明したので、事前に用意していた表示灯用LEDランプに交換しました。交換後の表示灯は他のフロアと変わらない明るさとなり、問題解決となりました。

LEDランプは従来の電球や蛍光灯よりも長寿命なため、故障の頻度が少なくなるメリットがございます。しかしランプの故障の確立がゼロではないことや、配線や設置機器自体の劣化による故障もあるため、やはり人の目による確かな点検が必要となります。弊社では常に最適な設備の維持管理を心がけ、些細な異常にも対応できるよう努めております。

永代PJ 打ち合わせ

第6回の定例会を実施しております。12月の工事報告及び1月の
工事内容の説明がありました。
各種内装仕上げ材の確認、外壁材の確認を行っております。
また、北側隣地の解体報告を受けております。

玉川台PJ 打ち合わせ

第8回目の定例会を実施しております。近隣状況の説明及び1月2月の
工事工程の説明がありました。雨樋の確認、室内に一部使用する
床リノリウムサンプル確認を行っております。
併せて建物名・部屋番号の確認を行っております。

広告掲載のご案内

日経新聞1月30日(水)朝刊に広告が掲載されます。
  「2020年の後を考えた、賃料up戦略。」
どうぞ、ご覧下さい。

浸透型排水ます・配管について

都市部に降る雨水の排水に対して工夫がされています。

都市部では都市機能を維持するためビル等の建物をコンクリートで建設し、道路をアスファルトで舗装しています。このような環境では水はけを良好にするため、雨水を効率よく排水できるよう各所に雨水用の排水管、排水ますが設けられています。しかしながら、ゲリラ豪雨のように短時間で大量の水が降り注いだ場合、雨水の量が排水設備の許容量を超えてしまい、漏水や氾濫が発生することがあります。

雨水は本来地面に滲み込み、地下水として緩やかに川や海に排出されるのですが、それをなるべく妨げないような設備として考案されたのが浸透型雨水ますや雨水配管です。配管やますには細かい穴が開いており、緩やかに水が地下へ滲みだしていくシンプルな構造となっています。地中に収める際には水が浸透しやすいように砕石等で枡や配管周りを埋めます。この工夫により、降り注いだ雨水は地面に均等に分割され、緩やかに河川へ排出されていきます。

また、浸透型雨水ますや雨水配管はゲリラ豪雨等以外にも、地盤沈下対策に有効です。
地盤沈下は主に地層内の水分が抜けることにより地層の体積が減少し、地面が下がってしまう現象で、一昔前は地震等の自然災害による地殻変動で見られる現象でした。しかし工業が発達して地下水等の地下資源が使用されると、地盤を支えていた地下水の体積が減少して、地震以外でも地盤沈下が発生し、公害として認知されるようになりました。
浸透型雨水ます、雨水配管は水分を地下に浸透させることにより、地盤沈下の原因となる地下水の減少を防いで地盤の水分を保持する役目も果たしているのです。

都市部ではこのようにより良く、安全に生活できるよう様々な工夫が施されております。