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窓の種類
先日、オフィスビルに入居のテナント様より「窓が閉まらなくなってしまったので対応をお願いします」と、連絡が入りました。
すぐに、現地にて確認を行うと、外開き窓のストッパーが歪んでしまい、上手く窓が閉まらなくなっていました。状況をテナント様へ確認したところ、強風時に窓を開けてしまい風の影響を受けてストッパーが歪んでしまったとの事です。
すぐに扉が閉まるように調整・修理して、後日ストッパーの交換をいたしました。
窓には様々な種類があり、用途により設置場所を使い分ける必要があります。
①引違い窓
日本で最も多く普及しており一般的に使われている横引き窓の一種です。ガラスの面積、開閉面積が大きく、隙間が生じやすい為、遮熱・断熱性能の高い建物に多用すると、せっかくの遮熱・断熱性能が落ちてしまう場合があります。
②FIX窓
開閉をしない為、主に明かりとりに使われています。形の自由度も高く、丸型や角形などデザイン性を重視することが可能です。
③内開き、外開き窓
左右どちらか一方を軸にして、一方向に開く窓です。風の影響を受けやすい為、横幅が狭い窓にされることが多いです。通風・採光に有効なうえ、気密性も優れております。
④外倒し窓、内倒し窓
外側、内側に向けて倒れるようにして開く窓です。外側に倒れる窓は排煙窓として使用されております。内倒し窓は、内側に倒れる為、物の落下防止に優れております。
上記に挙げた以外にもデザイン性重視の窓や、機能性重視の窓が多種多様あります。種類によって起きやすい不具合もあり、不具合によって雨が吹き込み漏水の原因になる事もあります。
当社では、不具合に速やかに対応しテナント様の業務に支障をきたさない様に心掛けております。