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* ハカセタロウさん
ハカセタロウさんの、
アイルランド紀行を見た。
美しい曲に涙し、
美しい唄に涙する。
すごく幸せそうに見え、
とても苦しそうにみえる。
ハカセタロウさんが、
フィドラーに尋ねる。
貴方にとって、
音楽って何なのですか。
考えたことがない。
どんな答えを、
期待したのだろう。
* 血の婚礼
週末、久しぶりに芝居を観て熱くなった。
芝居は第一にセリフ。そのセリフがすばらしい。
象徴としての路地、象徴としての鼓笛隊、象徴としての夜汽車。
戯曲は詩のような言葉の清水邦夫さん。
セリフをコントロールできるのなら、演出家が1番。
その演出が蜷川幸雄さん。すばらしい!
2番目が役者。
その役者がわたしの好きな窪塚洋介さん。
役者の演技の限界は、役者の生き方の限界。
生き方が美しければ演技も美しい。
窪塚さんはけっこう美しい。