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48キロ級、
福見さんのロンドン行きが決まった。
四年間、
弱い自分を見つめ続けてきた、
とのこと。
自分の弱さを見つめることが出来ない男は、
使えないね。
損をする。
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10年くらい前、岐阜の粘土屋さんの親爺さんに、アマチュアに土を売ると、土が可哀想だ、と言われた。唐九郎さんも、周海さんも、懇意にしていたそうである。
数年ぶりにロクロをまわし、藁を巻き付けて、焼いた。アマチュアが焼き物をする、ということは、どういうことか。
有邦さんを見たのは、素山展の、お兄さんのまことさんとの対談であった。
有邦さんの作品をはじめて見たのは日本橋の壺中居、10年くらい前である。次は数年前、虎ノ門の智美術館。今回、生まれてくるもの、智美術館。めまいがするほど、うつくしい。あやしさをとおりこして、美しい。
焼き物をするのがイヤになった。