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立場にならなくても気付く人
立場になって初めて気付く人
立場になっても気付かない人
あなたはどのタイプですか
雪山訓練の高校生8人を殺しても
じぶんが殺したのだときづかない人
じぶんの子供が殺されても
きづかないのかもしれない
最悪を想定できない人
重箱の隅をつつけない人
零点なのだよ
わたしも零点なのだ
だがわたしはそれを知っている
あなたは知らない
だから恐怖なのだよ
だから発想が閃く
考えて閃くのではない
話をしている時
新聞を見ている時
眠っている時
それについて考えているとき
閃くのではない!
零点であることを知らない人は
脳みそが空っぽだから
閃かないのです
逮捕するべきです
訴えるべきです
零点の人を
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焼き物がわかるということは、
よいとか本物とかが、
わかることではなく、
躰がふるえることだ。
何年か前に、楽家何百年展、というのを観た。
代々続いたけれど、ついに長次郎を超えられた人はいない。当代の吉左衛門は高い値段で取引されているようだけれど、まったくよいとは思わない。長次郎というより利休なのだと思う。利休がなければ長次郎はなかった。長次郎に拮抗するのは光悦である。光悦長次郎を毎年観ているように思う。
楽家450年展を開催中であると若い友人が教えてくれた。吉左衛門は嫌いだが、光悦と長次郎に会いに行こうと思う。
ついでにひとこと
卯の花墻
鬼ヶ島
紫匂い
ならべて同時に会いたいものだ、
と常々思っている。
ちなみに、
国宝に指定されている日本で焼かれた茶碗は、卯の花墻と光悦の不二山の2碗のみである。
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忖度、という言葉が流行っている。
社長が号令を掛ければ、社員が全力で取り組むのは当たり前の話である。だから、不正をしてよいということにはならない。忖度と犯罪は結びつかない。自らの利害を考えているのだろうけれど、それにしても国会議員もマスコミもひどすぎる。単に手順の不正の有無の問題である。忖度をして犯罪を犯すのは本人の勝手である。
院長の夢
ウトウトしていたら、わたしの部屋に院長が入ってきて、いつものように指圧をしてくれた。わたしの知らないツボを教えてくれた。あれから誰にも指圧をしてもらっていなかったから、たまには出て来て指圧をしろよ、と言った。顔はよく見えなかった。
最後の指圧から3か月後、医者に騙されイレッサを呑み副作用の間質性肺炎で死んだ。イレッサに、末期肺癌に対する延命のエビデンスは無い。イレッサ承認の臨床データーを作成した医者の1人だった。その医者の著作を調べると共同研究の1冊の本しかなかった。分厚い本のなかの群馬大出身の彼の3頁しか無い論文のなかにも、ネット上の全ての臨床データーのなかにも延命にかんする数字は記載されていない。
臓器癌に抗癌剤は効かない、という本と、イレッサにかんするプリントを彼に渡した。抗癌剤は呑まない、と彼は言った。肺の水は抜いた方が良い、抜けば楽になる、イレッサを呑まなければまた指圧ができる、呑むなよ、とわたしは言った。
肺炎になって退院し、迎いに来てもらって妹のいる下北半島に移った。15カ月前、最後に電話で話してから4日後、イレッサを呑んでから3週間後、死んだ。昭和22年2月14日生A型享年69歳独身30年にわたるわたしの指圧師。妹さんからの手紙に、兄は他利の人でした、と書かれていた。
慢性閉塞性肺疾患の疑いがあるから調べたほうが良い、と大分前から言っていたのだけれど、彼は行かなかった。行っていれば肺癌に気づいてタバコもやめていたと思う。
覚悟はしたほうがいい、覚悟はした、じゃと言って電話を切った。葬式にも墓参りにも行っていない。