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映画MERU
生まれてきたことに感動する、
すさまじい映画を観た。
登山のドキュメンタリーである。
神のようにさえおもえる3人の男たちの記録。
映画館ではなくツタヤなのが残念だったけれど是非観ていただきたい。
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感動するために生まれてきたのだ、
といつもおもう。
小説はすくなくとも年間30冊、
できれば純文学に近いすぐれた小説を、
ときには詩も読んでほしい。
たましいがふるえるような映画を、
すくなくとも年間20本、
芝居なら年間10本を、
美術館には年間10回は行ってほしい。
脳がとけてながれるから、
たましいがふるえることのない映画とか芝居とか小説とかには
近よらないほうがよいとおもう。
大相撲は治外法権か
相撲協会危機管理委員会委員長元名古屋高検検事長高野利雄弁護士の判断は疑問である。
横綱審議委員長北村正任氏の判断は疑問である。
傷害事件であり刑事事件でさえある。殺人未遂となっていたとしても不思議ではない。
示談にしようとか、警察に通報せず内々で解決すべきであったとか、親方衆は自分たちの利益のみを考える。反省する気配は欠片もない。警察の捜査が終了する前に当事者が協会に報告をすべきであったとするのは、証拠を隠滅し揉み消せ、ということと同義である。横綱審議委員長までもが犯人と同じ穴のムジナであり、10年前の殺人事件以来何ら変わっていない。
内々で解決しようとせず、口裏を合わそうとせず、事件を揉み消さず、まず警察の捜査終了を待つのが国民の義務である。貴乃花が巡業部長なら巡業に参加しないという白鵬は何らの反省も無い。白鵬の発言に対し、力士会として要望するように、との八角理事長の扇動は反省の欠片も無く呆れる。反省の無い、理事と力士と文科相と内閣府の官僚とを、何故解雇しないのか。
公益法人は本来内部の理事および親族の合計は3分の1以下でなければならない。公益の常識という観点から鑑みれば、理事長が所属する企業の社員は全て内部者であり、六親等以内の親族は内部者とされなければならない。
自らの膿を自らが絞り出すことは出来ない。協会の対応を注視する、とする考えの文部科学省と内閣府の官僚が諸悪の根源である。何故公益を取り消さないのか。
公益財団法人日本相撲協会定款第3条にあるとおり、相撲は日本古来よりの神事であり文化である。格闘技である前に文化であるからこそ、公益であり国税に優遇される根拠がある。殺人と賭博と傷害を繰り返す団体。力士出身者の利益を守る団体に公益の根拠はない。
河村政敏先生のこと
大学生のころ唯一講義を聴講させていただいた先生である。上田敏の海潮音とか吉田精一の著作をテキストに使っておられた。ヴェルレーヌの訳詩を記憶している。佐々木君は太宰治は読まず嫌いだろうとか、大江健三郎より吉行淳之介のほうが好きだろうとか、江藤淳の成熟と崩壊はいいよとか、わたしの詩についても、授業中にとりあげられた。わたしの同人誌に寄稿していただいた批評文は一見して読むと褒めていただいているようでよく読むと痛烈な批判であった。また短歌を何首もお教えいただき今でもいくつかは諳んじている。青木敏浩という友人と47年まえ稲村ヶ崎の先生のご自宅に勝手にお伺いさせていただいたが残念ながら御不在だった。青木は大学の学生執行部の委員長をし学生運動の中核派でもあり下手な詩も書いておりましたが翌年自殺しました。
ネットを見ておりましたら先生のご住所がわかりましたのでペンをとらせていただきました。26才から会社を経営しておりますが社員向けに書いた雑文を纏めました本をあつかましくもお送りさせていただきました。
先生は紀寿をお迎えになられるのですね。
いつまでも健やかにお元気でおられますことを心よりお祈りしております。