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きみはいきているとおもう。
きみはねむっているとおもう。
べっどはきみをやさしくつつむ。
目もとにつかれのあとがうかぶ。
ゆめをみているのだろう。
わたしのアルコール濃度はいま
0.5mg/Lであるらしい。
パニックオープン
最近、電気錠について打合せを重ねていたのですが、行き違いがけっこうあったんですよ。なぜ行き違いが起きるかというと、パニックオープンといえばみんな具体的なことを想定しないで、何かがあった時にはカギは開かなきゃいけないと思っている、一級建築士も設備設計も。工事会社の現場の主任も担当もそう思っている。おかしいよね。
火災、地震が起きたらカギが自動的に全部開くビルを探してこい、って言いました。電気錠というだけで、通常のシリンダー錠とは別だという概念を勝手に創ってしまっているんですね。パニックオープンという言葉だけ独り歩きして、その言葉から連想する世界を貧しい想像力で創っちゃっているんです。
宗教のはなし
宗教は現世を地獄と見ているんですね。悪行の世界、罪の世界。この世は辛いことだらけで、あの世に行けば良いことがある、と。
本橋:確かに日本の神道もそうかもしれませんが、南の島にはモノに神が宿るというようなアニミズムといった信仰はありますが、それがより広い社会に大きな力が敷衍するというのは考えにくいですね。
そうそう、特定の地域である山が信仰されるであるとか、神木といったように大きな古い木が信仰されるということがありますね。ああいうのは大らかで、けっこう幸せなんじゃないかな。不幸じゃないよね。