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スピードレーサー&ラスベガスをぶっつぶせ
日本の劇画が原作の「スピードレーサー」という映画を観ました。おもしろかったよ。劇画、テレビゲーム、ファンタジーでやっぱり最後は悪いヤツが滅びるだとか。そういう要素がみんな入っている。
あと「ラスベガスをぶっつぶせ」という実話を元にした映画も観ました。数学系の大学院の学生が教授をボスにしてチームを組んで大もうけしたという話です。色んな数学の理論が出てきておもしろかったですね。恐らく最後は、頭がいい主人公はハッピーエンドでしょうか。最後まで観ていないけれど(笑)
尊敬した先生
小中学校だと、小学校6年生の時の先生だけは尊敬していました。毎朝小さなわら半紙を配って黒板に問題を書いて、算数なら計算をやらせて、国語の場合はひらがなを黒板に書いて漢字を書かせて提出させるわけです。あとは10分間のホームルームの時に毎日本を読んで聞かせる。下村湖人さんの「次郎物語」です。ちょうど1年で全部読み終わるように勘定して。当時まだ先生になりたてで若かったですが、他にそういうことをやる先生は一人もいませんでした。佐々木修治という人でした。
尊敬したきっかけがあります。4月の学年の初めに、児童全員と学校の宿直室で一人10分程度面談をしたんですよ。そのとき私が言われたのが、「君の今までの成績をみたけれど、これは君の本来の成績じゃないね。君は少し頑張れば一番になれる。ちゃんと自分を表現しないとまずいんじゃないの。」といったことを言うわけです。そこで私は「なんでこの人は僕が頭良いのを知っているんだ」と思ってね。(笑)とにかく、アプローチの仕方が良いなと思ってね。
バスジャック事件
14歳の子のバスジャック事件がありましたが、あれは普段から親子の関係が悪かったのでしょうね。父親が子供を怒ったようですが、子供を馬鹿にしたのかもしれないね。それは絶対にいけないことなんだよね。特に男の子はそうかもしれないけれど、人は馬鹿にされると狂うよね。
例えば、100回やらなくちゃいけないことがあったとして、99回やらなくて1回だけやったとする。それを「やったね、偉いね」という人と、「なんだ、1回しかやらないで」という人と2種類いるんだよ。親子関係を壊すのは後者なんだよね。
1回でもやって褒められたら、2回目をやってみようという気になるよね。貶されたら、この野郎って思ってやらなくなるよね。それは容易に想像がつくよね。
子について*
・子の誉め方を知らない人は子と接する資格が無い。
子をけなしてはいけない。
批判も非難もいけない。
・できたかできなかったか、が重要ではなく、5回に1回でもやろうとしたか否かが重要である。
1回でもできた、あるいはやろうとした時は、誉める。
間違っても“1回しかできないじゃないか”と言ってはいけない。
“1回しかできないじゃないか”という人は、子に一切接してはいけない。
・子は、するべきことをしなければいけない、と考える。
“しなさい”という言葉は、子の人格を否定し、気持ちを萎えさせ、敵意を増幅させる。
・宿題をしないのも、落第するのも本人の自由である。
対等の人間として、心を開いて話し合える関係を築けるか否か、である。
話し合いに応じてもらえない人は、子と接するべきではない。