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井上陽水さん
井上陽水さんは60歳くらいでしょうか、とても魅力的ですね。有楽町ホールでコンサートがあった時に行った事があります。
あの人は天才を感じますね、普通じゃないもん。人間が歌っているのではなくて、宇宙の辺りから響いてくる感じですよ。特に昔流行った「コーヒールンバ」とかジュリーが歌った「花の首飾り」とかね。陽水さんが最近歌ったんだけれど、人間の声とは思えないよね。昼と夜の境目で魔物が出る時間帯という意味の「逢魔時(おうまがとき)」、その辺の時間帯に聞こえてくるような声ですね、あの人の声は。
歌詞のイントネーション
今の人の歌は違うよね。40代の2人と飲みに行ってね。私も1曲だけ歌いました。井上陽水さんの「青空、ひとりきり」っていう、34年前の曲ですね。私が若い頃、学生の頃といえばフォークソングが流行っていた頃です。その前はと言えば、古いジャズとか演歌とかロカビリーとかですね。
なかにし礼さんが言っているんだけれど、日本語のイントネーションと曲のイントネーションは合わなきゃいけないって。でも最近は日本語のイントネーションが大きく違うからね。アレルギーがあったね。慣れてきたけれどね。(笑)
明らかに見ること
前にも書いたけれど、諦めることは明らかに見ること也。死ぬ頃には少しくらい明らかに見れたかなって思えるかな。そう思って死ぬのかな。
苦痛
不良って社会に適応するのが非常に苦痛なんだよね。約束を守るのが苦痛だとか、上司の言う事を聞くのが苦痛だとか。やっぱり不良はストレスが多いんじゃないかな。そうじゃない人はルールを守るのが苦痛じゃないんだよね。
そういう面で言うと、人って苦痛な時に初めてものを考え始めるんだよね。その人がものを考えているというのは、苦痛な部分についてですよね。あるいは喜びを感じている部分です。どっちかの時しか考えないね、普通は。
だから問題がない人はものを考えないよね。社会が要求したことに対して、こういうことをすれば褒められるということをちゃんとやるわけです。優等生や真面目な子というのは、一部の例外を除いてだいたいそういう感じですよね。