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*講演会の取材
冒頭で話された絵本『おおきな木』(シェル・シルヴァスタイン)が、自立の本質を表現していると思います。
続いて暴力をふるう子の一切を受容していた親が最後は金属バットで子をあやめてしまうというお話しです。
『おおきな木』はヨーロッパでは自然もしくは神として、日本では親として解釈される傾向が強く、日本人は依存心が強いのではないかとの事です。
親子という特殊な関係ではなく、普通の人間関係の問題として考えさせられた講演でした。
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相手との話をテコにして自分と向き合い、自分と話をする。
自分と向き合う話ができた時、相手に伝わる可能性が生まれる。
自分と向き合わなければ、話をしたことにならない。
*ベストセラー
ベストセラーを読んだことがない。
ベストセラーは信用できない、といったような性分を持ち合わせているのかもしれない。
読書の時、作家の人となりを想像する。
どのような生き方が好きで、あるいは嫌いなのか、どのように自分と向き合い、
どのように愛憎と向き合ってきたのか、とか。