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シャガール

 ―箱根のポーラ美術館でシャガール展が開催されていますね。(本橋)

シャガールは人気だよね。うちにもシャガールの偽物だと思うけれど、大きいのがあるよ。本物だとしても、版画だからたいしたことはないですけれど。

シャガールはオークションに毎回とか、よく出ていますね。ピカソ、マチスとかもよく出ていますね。

箱根と言えば彫刻の森美術館にピカソはいっぱいありますね。焼物とかもあるし。

新型インフルエンザ

新型インフルエンザが流行したら、学校はほとんど休校でしょうね。

日本はまだありませんが、先進国は新型インフルエンザが発生した場合には対策が決まっているんですよ。日本の大手の企業の3分の2は決まっています。うちの会社はまだ決まっていないけれど、決めたいと思います。

・ 新型インフルエンザが発生した場合は、会社の方で指定するマスクを外出時は必ず着用すること。

・ 家族にも外出時には着用させること。

・ 帰宅したときは必ず手を石鹸で洗うこと。

・ 指定のマスクをしない社員はクビにする。

・ 家族が熱を出した場合には、新型インフルエンザじゃないと判明するまで休職を命ずる。

そんなところでしょうか。試算によると(試算する所によって大小はありますが)、日本で100万人くらい死ぬと言われています。

家のはなし

私の育った街は人口が5、6万人くらいだったのだけれど、けっこうお妾さんがいましたね。今は妾じゃなくて、愛人というんだろうけれど。やっぱり背景があったんですね、飯を食べれないという。今でも重婚が認められている国がありますが、それも経済的な背景があるんですよね。私が小さい頃にはおばあさんの友達にもお妾さんがいて、前妻が死ぬと後妻として家に入ってきて、親父さんが死ぬと前妻の息子に家から追い出されるとか。

そういう意味で個人ではなくて、家が機能していたということですね。親父が後妻をもらう頃には経済の実権は親父さんにあって、親父が死ぬとそれが長男に移るわけですね。今はみんな、親は親、子は子で自立しているからね。

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なかにしさんが美術番組に出演していた。

ゴーギャンの特集である。なかにしさんは数日前タヒチから帰ってきたばかりだという。ゴーギャンは死のうと決め、『われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか』という画を描いた。なかにしさんが好きな画らしい。なかにしさんの執念深い感動の源泉は何なのだろうと考えてみた。“どこから来てどこへ行くのか”というテーマは、わたしの記憶に誤りが無ければ、なかにしさんのテーマでもあったと思う。

才能は不幸への感性なのかもしれない。

石のはなし

昔、親父が死んだ時に、3m~4mくらいの観音像を買ったんですよ。茨城の真壁というところに石屋がいっぱいあるんですが、そこに2、3回行きました。そこでぱっと見てすぐ分かるんですよね、これは日本産、これは中国産、これは韓国産って。精度が違うんですよね。石を切る時にすぱっときれいに切れていないんですよね、そういうモノや欠けているものを平気で出荷しちゃってるんでしょうね、その差は。