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母の強さ
女性は子供を産むと強くなるよね、肉体的にも健康になるし。女性はやっぱり子供を産むと、すべてが有機的に繋がるように機能するんだよ。子供を産むまではある器官とそこと繋がるべき脳細胞も休んでいて。子供を産んで初めて肉体的にも精神的にも繋がるんじゃないかな。
女性はやっぱり、男ができて変わる、籍を入れて変わる、子供が生まれて変わる、子供が就職して・卒業して変わる、最後は男が定年になって変わる、それで熟年離婚で終わり。(笑)女は5回変わるんだよね。
女は子供が生まれたら強くなるし、母性はやっぱり強い。母と子のことを親子って言うんだろうね。父っていうのは親じゃない、最初の他人みたいなもんだよ。
一卵性共同幻想だね、これは。
母と子、父と子
この前テレビで16歳の母親が取り上げられていたけれど、15歳で妊娠して、相手は同級生で、生んだんだよね。18歳にならないとまだ結婚はできないし、週末の土日は同級生もアルバイトして働いてお金を持っていって、生活の足しにする。偉いよね。
―それは親が理解ありますね。(本橋)
偉い親だよね。もうひとつ、19歳の母親というのも取り上げられていて、それは3人も子供がいるんだけれど、それもまたすごいよね。最初の子は15歳で生んでいるんだよ。その子育てが滅茶苦茶だという風にネガティブに見ちゃう大人もいるのだろうけれど、それは間違っていると思う。確かに年寄りが思うようにやれば良いのかもしれないけれど、大事なことはそういうことではなくて、子供のような親がいっぱい失敗しながら育てるということが、本当の育て方だよね。見ていると本当に心配だけれど、良いなって思うよね。
子供の年齢と親の年齢は同じだという表現があります。子が3歳なら親も3歳、次男が5歳ならば次男を育てた親は5歳だと。
検察のはなし
東京地検の元検事で実刑判決を受けた田中森一さんという人が、検察について、捜査前から誰をどういった罪で起訴するということを決めて、それに反する調査は一切しない、と書いています。ほんとうなら怖いですね。
量刑判断
―司法が見せしめ的に判決をだすことがありますよね。ライブドアの堀江さんの事件なんかは、同程度の犯罪よりも明らかに量刑が重いですよね。(本橋)
利益が上がっているように見せかけて、株価を上げていたわけだから、投資家に対して本質的には詐欺ですね。それで投資家に損害を与えたわけだから。それが法律に認められた会計処理の範囲かどうかですが、ただ心情的には罪は罪だよね。
―その点はそうだと思いますが、その後の量刑判断が事件の話題性で重さが左右されていますよね。公正であるべき司法がメディアとの絡みでそうではなくなるのは、嫌な感じがします(本橋)
量刑はやっぱりばらつくし、効果としては大小あっていいんじゃないかな。
―それは対社会的な見方ですよね(本橋)
裁判は社会的な行為だと思うよ。法律は学術論文じゃない。真理を決める場所じゃないから、効率的な量刑の判断はあっていいと思います。