医学会ガイドラインについて

ガイドラインが正しいかどうかをわたしは調べる。関係する他のガイドラインも調べる。異なった症例があった場合は更に徹底して調べる。異なった論文見解がありそれを信用したい場合は見解の正誤について徹底して調べる。論文も臨床データもバイアスかかっていると考え接したほうが良い。ガイドラインも論文も鵜呑みにしない。徹底して調べ自分が信用した事のみを発言する。それ以外は発言しない。最悪の場合を想定する。知らない情報があるかもしれないと考える習慣を持つ。そうでないと賢い患者に信用されない。

ガイドラインは基本的に多数決で決められている。患者個々への対応ではなく最大公約数的一般的患者への治療方針Aランクの査定である。また、医師の多くが知らない症例論文等は当然反映されない。学会医療業界等に都合の悪い見解も反映されない。研修医、専門分野以外の医師、開業医、医療訴訟対策、等のためにあると考えている。わたしが間違っていると考えるガイドラインの記述はいくつもある。知る必要は当然あるのだがわたしは鵜呑みにしない。因みに小林教授は、ガイドラインのとおりにしていると治療は出来ないと言っている。何を知らないのかを考え徹底して調べる必要がある。