(人から聞いた話)

昭和29年11才の時給食の当番で

みんなの机にバンを配っていた。

無意識に自分の机に

大きめのバンを置いた。

ふいに恥ずかしくなって

それから32才まで

そのことを人に言えなかった。

 

悪いことをした事が無い

と思っている人がいる。

気がつかない神経が恐ろしい。

腐るほど悪いことをしているのに。

このような人は。

恥ずかしくて

人に言えないようなことを

した事がありますか

と質問されると

無いと答える。

滑稽な知能としか言えない。

高邁とか高貴という言葉が

好きであったりもする。

 

腐った魚の臭いがする。

 

 

悪をはたらくことも

仕事ができないことも

頭がわるいのも

小狡いのも

あなたが

悪いのではない。

そのように生まれたのですから

悪いのは神。

 

知る必要があります。

自らを知らなければ

更に醜くなるのみ。

人はみな悪人なのです。