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悪人なおもて往生す
阿弥陀仏が救済したい対象は衆生である。すべての衆生は、末法濁世を生きる煩悩具足の凡夫たる、悪人、である。よって、自分は悪人である、と自覚させられた者こそ阿弥陀仏の救済の対象であることを知り得る。
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自己を認識するのは言語によってであり、その言語が自己のものであるとはとうてい言いえない。認識の主体が自己と見えるのは、仮想かもしれないのです。
西部邁
悪人なおもて往生す
阿弥陀仏が救済したい対象は衆生である。すべての衆生は、末法濁世を生きる煩悩具足の凡夫たる、悪人、である。よって、自分は悪人である、と自覚させられた者こそ阿弥陀仏の救済の対象であることを知り得る。
自己を認識するのは言語によってであり、その言語が自己のものであるとはとうてい言いえない。認識の主体が自己と見えるのは、仮想かもしれないのです。
西部邁