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まじめに生きてきた人は
修羅場の経験がないから
修羅場に会うと
壊れてしまう
いのちのやりとりをするような恋は
若いときにくさるくらいするものであって
結婚して子どもがおおきくなり
中年になってから
はじめてするものではない
無意識にこうありたいとおもう人のように
ほんにんは生きているとおもっている
修羅場にあったことがないから
おもっていられる
じぶんがほんとうは卑怯なことに
なんとしあわせなことに気がつかないから
100歩逃げた人を卑怯といえる
まじめな人は
50歩100歩に気がつかない