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サイン
―今やっている公共の仕事で、サイン計画の室名表示のサイズで少しもめています。僕は現場の管理担当の人と仕事をしているのですが、それを監査する上司というのが色々とこちらのデザインに対して言ってきているので、苦戦しています。(本橋)
各人が持っている安心出来る風景と受け入れたくない風景というのがあるんだよね。要するに文句を言われたくないんだよね。
堀留の館名板も作り替えました。最初は曇りガラスに縁を細く付けて、薄い文字で社名とかは書いて、近寄れば分かるんだよ。でも、不評なんだよ、お客さんから。(笑)自社ビルだとそれでいいのだけれど、貸しビルだとね。上品すぎたんだね。
現場の繁忙期
現場は完成が間近になると忙しくなるよね。やっぱり忙しいのは着工の頃と竣工間際のころだよね。最初はやっぱり軌道に乗るまで構造・設備・意匠が一緒に打合せするでしょ。そうすると方針が粗々で決まって滑り出して、忙しくなるよね
施工図3
本橋くんがやっているプロジェクトもそろそろ追い込みでしょう。仕上げに入ってきているから、けっこう忙しいでしょう。
―そうですね。ここにきて明らかになる凡ミスが多いんですよ。今更、そんな事言うか!って。複雑だから仕方ないのですが。(本橋)
大手ゼネコンだと珍しいね。施工図の出が遅いんじゃないかな?遅いから、検討する、チェックする時間も無いし。それはつまり、現場主任の出来なんだよね。
施工図2
現場の施工図の提案って、ただひたすら施工をしやすくて、ミスが少ない図面を書いてくるわけだよね。なんでも余裕を持ってしたがりますからね、目地は太くしたがるし。あるいはミスをしても目立たないようにするんですよね。