サイン
新聞の広告とかの紙媒体やインターネットのデザインをやっている人がいるんですが、彼ら専門家は例えばサインは見えやすく、お客さんが見えやすいようにという切り口でデザインを考えるわけですよね。僕なんかは逆で、パッと見て見える必要なんてあるんだろうか、分からなかったら聞けば良いじゃんって思うんです。公共の建造物とか危険を表示する標識などとは別だからね。例えば、公共ではないビルの案内板なんていうのは、特定の人を対象とした個人的なもので危険は伴わないから、見たい人が探して来ればいいと思うわけです。
会社の電話機の横の社名と内線番号のサインがありますが、その文字が小さくて見にくく不親切だって言われるんですよね。でも私がそういう人間だからしょうがないんですよね。お客さんに手取り足取り、そんなにサービスしようと思っていないから(笑)お客さんも我々と一緒にものを創っていくパートナーであって、楽をさせようとは思っていないんですよ。