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ラスト・コーション
「ラスト・コーション」ぬるいなって思いました。もっと緊張感をもって、テンションをピンと張っていないと。我慢して観ていたのだけれど、1時間半くらいで出ちゃいました。
評論家の評価は良かったのだけれどね。映画館に行った時に待っている観客に年配が多かったので、もしかするとこれは良い映画かなって思ったんですよ。面白いのは、映画によって待っている観客がかしこそうだとか、そうでないだとかっていうのがあるんですよね。それでもしかすると、と思ったんですが、劇場に入ってみるとガラガラ。隣りの映画だったんですね。(笑)
アラビアのロレンス
良い映画というのは、ゾクゾクしっ放しなんですよね、こちらがそこに立ち会っている感じですよね。
学生の頃に見た映画で「アラビアのロレンス」という映画があって、イギリスの軍人さんがアラブに潜入して、先導して国家を造ろうとするんだけれど、アラブの民は砂漠に散っていくんだよね。その時の挫折したような、主人公の表情はなかなか良かった。良い映画は、記憶に残る映画でもあるんですよね。
エディット・ピアフ
エディット・ピアフの映画を観ました、がら空きだったね。ピアフを好きな人はいいのだろうけれど、紹介映画として。ピアフ役の人が良いって誰かが言っていたけれど、いまいちだったな。しかし、あの人のシャンソンっていうのは有名だよね、みんな知ってるよ。あれもピアフか、これもピアフかっていうくらいに。
昔、銀パリっていうのがあったんです。うちの娘も行ったことがあるだろうし。当時の丸山明宏、今の美輪明宏さんもたまに出てました。シャンソン喫茶です。シャンソンっていうのは日本でいう演歌みたいなものですかね。演歌というのは音楽というよりも、その人の生き方だとか、はらわたを曝け出してお客さんと向き合っているという感じがしますね。そういう意味でシャンソンもどこかで純粋音楽というよりも、演歌と同じようなものを感じます。
題名のない子守唄
映画らしい映画を久しぶりに観ました、「題名のない子守唄」という。イタリアの映画でロシア人の32歳の女優が出ています、この女優が良かった。監督はニューシネマパラダイスを撮った人でした。朝一で行ったけれど満員でした。50代前後の観客ばかりでね。観て良かった、最後だけ気に食わなかったけれどね。
あとは子供と観に行ったのが「アーサー」です。子供と観に行くものでもやっぱり良いなと思うものもあります。この前のハリポタも良かったし、ちばあきおさんという、「明日のジョー」で有名なちばてつやさんの弟の漫画が原作の「キャプテン」も良かった。「バッテリー」という人気小説が映画化されたのも良かったね。
子供のころ
小学生の時は親父に映画に行くことは禁止されてたんです。当時は子供の映画なんて無かったしね。でもおばあさんが連れてってくれたんですよ、6,7歳の頃から。そうすると親父が怒るんですよ。いつだったか親父が、「お前、映画を観に行っただろう。○○の学校の××先生が、お前が映画館から出てくるのを見たと言っていたぞ」というわけです。その時は大人しく白状したのだけれど、その後よくよく考えたらそれは親父のブラフだったなって。嘘をついてた訳です。(笑)それで次からは、「その時に僕はそんな所にはいない」と言ったら、それ以上は突っ込んできませんでしたから。1回だけ引っかかった。そんな思い出があります。