無趣味のすすめ
1.村上龍さんの「無趣味のすすめ」というエッセイを立ち読みしたのだけれど、すごく良かったですよ。本屋で8万部売れていると書いてありましたが、彼の言う事を本当に分かっている人は多くない気がします。
趣味と言うのは、どれほど良い趣味であったとしても、自分の変革には繋がらない。それでは意味がない、やるのであれば失敗したら破滅する、成功したら自分を変革できる。そういったことを書いているんですよ。
2.テレビの座談会で一橋大学の教授が「どういうベンチャーをやれば良いのでしょうか?」という質問に対して、「そもそもそういった質問は何の意味もない。」という答えをしたそうです。「ベンチャーというのは自ら発案して、自ら発想して。それがそもそものベンチャーだ。人に聞いてモノを考えるというのはベンチャーとは無縁のものだ」
メジャーの大学の先生がそういうことを言うのは珍しい、ということを書いてました。
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