将棋のはなし

将棋は、小学生の頃に親父に教えられて、中学生の頃少しやって、高校ではたぶん一番強かったんじゃないかな。修学旅行のときに、当時岩手から東京まで急行で8時間かかりました、特急は使わなかったんですね。あと、東京から大阪までも8時間くらい。その往復の車中で将棋大会があって、全勝は私だけだったんです。そうしたらその中の私に負けた数学の先生がですよ、「君、○○とやったか?○○の方が強いだろ」って言うわけですよ。なんでそういうことを言ってくるかというと、私は平均点がギリギリじゃないですか。その彼は学年でトップの人間だったんですが。「勝ちましたよ、さっき」って。(笑) でも、将棋は最初にやめました。

なぜやめたかというと、将棋をやっていると頭が真っ白になってくるんですよ、それが嫌で。焼き物で土をこねるときの真っ白とは違って、脳みその中で脂汗をかいている感じですね。酸欠状態です。それが嫌で。

その後は、詩も習字もやめました。