“生きかた”
活用出来る可能性があるという空想は評論家の妄想であり何の役にも立たない。可能性は何処か。組織あるいは誰かに主体性を期待し空想することは愚かだ。言うのであれば、自分がその可能性を実践するというべきである。
分科一類法学部卒国家公務員キャリア組かもしれない大蔵省の若き課長たちと酒を呑んだことがある。大蔵省が批判されているが自分たちにはどうにもならない、と言う。自分という主体は、何処にあるのか。貶されて泥棒猫のように一生月給泥棒をするつもりなのだろうか。キャリア組の真似をする必要は無い。
行為と発言には責任があると言ったら会議で発言する社員が居なくなったという笑い話がある。萎縮しないような運営が必要であると無知蒙昧無能無責任な評論家が言うけれども、そのような社員が多い会社に社会的存在理由は無い。
内部に評論家はいらない。必要なのは、自分ひとりのみで問題解決の責任を負おうとする主体である。隗より始めよ。評論と結果責任との違いが理解できない内部者は1円の価値もない。
深く考えられない体質と深く考えつづけなければ不愉快になる体質とがある。体質は本質的生きかたである。あなたは論理が正しいからその判断をしているのではなく、生きかたとして都合のよさそうな判断の方法を選んでいるだけだ。物心ついたころからの生きるための習性である。すこし考えれば馬脚があらわれる論理であり15歳の選択でもある。そういう生き方しか出来ないのだ。
誤ちを自覚できない。誤ち率50%未満は誤ちのうちに入らない許容範囲だくらいの知能しか持たない。クビになりかかっても気がつかない。何度でも繰り返す。総括できない知能なのだ。息子ならどう対応するだろうかと考えた。激しく諦めてしまうのかもしれない。
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