コルビュジェ展

コルビュジェが設計した海辺にある奥さんの為の小屋(カップマルタンの休暇小屋)、3.6m四方くらいの小さいものですが、窓の形とテーブルが面白かったですね。その家が自分の終の住処になるだろうと予言して、予言した通りになったんですね、溺れて。

コルビュジェがつくったある住宅のキッチンの天井高は2,100あるかないかくらいでした。あとは居室の天井高は2,260です。コルビュジェは186cmもあるんですよ。立ち上がって手を伸ばしたところはちょうど2,260ですね。あと階段はけっこう緩かった。

石工で作ったロンシャンの教会の模型も良かったね。縮尺の違う2つが置いてありました。あれは凄い、あちこちを多くの人がが真似している。天井のスリットやラッパ型の明かり取りの窓とか。いい加減にパラパラと窓を開けているようだけれど、けっこう幾何学的です。あの人の絵自体も多くが黄金分割で出来ているそうです。あんなに色々な大きさも形も違うような窓をつくると、それは楽しいよね。久しぶりに楽しかった。でも私はラッパ型の奥行きをもった窓の実物は見たことないんですよね。