*鉄砲洲病院呼吸器科の話

私の知り合いが、今65歳なのですが、50年近く煙草を吸っていて、よく痰がからみます。慢性閉塞性肺疾患の可能性があるから呼吸器科の診察を受けるようにすすめました。

医師は、スパイロメトリーを使わず、レントゲンを撮って聴診器で音を聴き、慢性閉塞性肺疾患でないと診断したそうです。

炭酸ガスと酸素が交換できなくなる、死ぬより怖い病気と言われ、13年ほど前にうまれた病名です。日本呼吸器学会のガイドラインを見ると、診断基準はスパイロメトリーによる診断が基本であり必須とあります。胸部X線画像では早期発見は難しい、とあります。